母の日とは? 由来など

母の日とは? 由来など
母の日の起源は古代エジプト!
今日世界中で祝われる母の日の由来と、
その本来の意味に迫る

 母の日というイベントは、今日の人々の生活の中に深く浸透しています。

 しかし、その背景に古代より続く母親への賛美の長い歴史があるということをご存じでしょうか。

 ここでは、そんな母の日の起源や伝統の由来をご紹介し、母の日の本来の意味を考えてみます。

歴史上最も古い母の日の起源は、古代エジプトの女神イシス信仰


 歴史に残る中で最も古い地母神信仰のうちの一つが、古代エジプトの女神イシスです。

 イシスは、弟のセスに殺された夫のオシリスを復活させて、彼との間に生まれた子供をセスの手から守るため葦(あし)の間に隠して育て、ついにはエジプトの王にしたといわれています。そのため、母子愛の象徴として人々に崇拝されました。

 これが、社会的に母なる存在が崇拝された例として、歴史上最も古いものです。

ヨーロッパにおける母の日の由来

ヨーロッパにおける母の日の由来  ヨーロッパにおける母の日の起源は、今から6000年ほど前に始まったアナトリア(現代のトルコ)のキュベレーという女神の信仰までさかのぼります。キュベレーは地球上の山や洞窟(どうくつ)といった自然物や動物を統治する神で、後にローマでマグナマーテル(偉大なる母)と呼ばれるようになりました。

 16世紀にキリスト教の影響が強くなると、マグナマーテルをたたえる祭りは受難節(イースター前の40日間)の第四日曜日の一環として受け継がれていきました。人々はこの日に聖母マリアや自分が洗礼を受けた教会(Mother Church)をたたえ、それらを宝石や花などで飾り付けたといいます。

カーネーションを贈る習慣は、一人のアメリカ人女性から始まった

カーネーションを贈る習慣は、一人のアメリカ人女性から始まった
 アメリカにおける母の日の起源はヨーロッパのそれとは違っていて、そこに宗教的な意味合いはありません。

 アメリカで母の日の概念を広めたのは、アンナ・ジャービスという女性です。彼女の母親は、南北戦争によって破壊された家族やコミュニティーが再び集う日としての母の日の制定を目指し活動していました。しかし制定にまでは至らず、無念のうちに亡くなったのです。

 そんな自身の母親の意思を継いで、アンナはアメリカで初めて公式な母の日の祝典を開催しました。その時に彼女は、母親の好きだったカーネーションを二本ずつ参加者に配ったと言います。これが今日母の日に贈られるカーネーションの由来というわけです。
 アメリカにおける母の日は、戦争によって死んでいった息子たちを悼み、子供への愛と平和への願いを訴える母親たちの働きによって生まれ広まっていったのです。

日本で母の日を広めたのは森永製菓


 日本では、大正時代に母の日の文化が紹介され、1931年には当時の皇后の誕生日であった3月6日が母の日として定められました。アメリカと同じように母の日が5月の第二日曜日になったのは、戦後になってからです。

 母の日が大衆に広まるきっかけとなったのは、1937年に森永製菓が「森永母を讃える会」を設立し、母の日の普及活動をしたことでした。これにより、徐々に母の日は人々の間に浸透していき、ついには現在のような国民に広く受入れられる行事へと発展していったのです。

時代を超えて母親に最も喜ばれるプレゼントとは


 2013年に女性を対象に行われた母の日の意識調査で、90%の女性が母の日にプレゼントを贈ると回答しており、母の日が人々の間に深く浸透している様子がうかがえます。

 しかし、実際に母の日を母親と一緒に過ごすと答えた人は、全体の38%でしかありません。

 一方で母親を対象とした調査では、母の日を子供と過ごしたいと答えた人は73%に上ります。母親が一番喜ぶプレゼントは、家族と一緒に過ごす時間なのかもしれませんね。

母の日の本来の意味とは


 母親は古くから、母子愛、家庭、平和といった人間の基本的な幸福の象徴として捉えられ、さまざまな形を取りながらも文化をこえてたたえられてきました。

 母の日は、そんな普遍的で恒常的な幸福の形を見つめ直し、それらへの敬意を具体的に形で示す日なのです。

 このように、母の日とは、長い歴史と深い意味を持つ日です。

 今年の母の日には、家族が集まって幸せな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。



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