購入や出品、荷物の受け取りなどの副業を謳うSNS等での投稿について

平素よりYahoo!ショッピングをご利用いただき、ありがとうございます。
　
昨年より、SNS等を通じてユーザーを騙し、出品や購入、荷物の受け取りを代行させる手口が断続的に確認されています。
これらは、高額報酬を提示して勧誘をしていますが、ほとんどの場合報酬が支払われなかったり、あるいは、よりリスクの高い副業を依頼する事例が確認されています。
　
事例１：代理購入
依頼者は、自身が提供するクレジットカード情報を使って、人気商材を購入するように指示してきます。
あくまでも依頼者自身のクレジットカード情報であると説明をするようですが、それらクレジットカード情報は、どこかでフィッシング被害などにあって窃取された他人（別の被害者）のクレジットカード情報です。
他人のクレジットカードを使うことは犯罪です。絶対におやめください。

事例２：荷物の受け取り
誰かが他人のクレジットカードを使って不正に購入した商品を受け取る「受け子」と呼ばれる役目です。
依頼者は、受け取った荷物はさらなる別の場所に転送をさせたり、換金させるなど、犯罪行為の一部分を代行させます。
不正な配送先として使われた住所は、今後ECサイトでの注文を拒否されるなど自身の生活にも影響が生じます。

事例３：代理出品
他人のクレジットカードを使って不正に購入された商品や、偽造品・模倣品を換金する目的で出品を代行させる手口です。
出品行為に違反があれば、自身のアカウントが今後使えなくなるなどのリスクがあります。
また取引上トラブルが生じた場合、出品者がその責任を負うことになります。
一部では、Yahoo!ショッピングで販売する際に必要なアカウントを作成するため、出店に必要な審査などを代行させたり、名義貸しを行うケースも確認されています。

いずれのケースも、Yahoo!ショッピングで代行行為を働いた実際のサービス利用者である、ユーザーの皆さまが犯罪に加担したことになります。
見知らぬ人からの依頼は受けないよう、お気をつけください。
　
LINEヤフーでは、皆様が安心してサービスがご利用いただけるよう、不正利用について調査・分析を行い
全国の都道府県警察と連携し、手口情報の共有や積極的な捜査協力を実施しています。
　
また、昨年1月に発生したYahoo!オークションでの代理購入事案については、埼玉県警察サイバー局サイバー捜査課へ情報提供を行い連携を図っています。
11月15日には、埼玉県警察サイバー局と日本国内でeコマースサービスを提供する、メルカリ、楽天グループとも協力し、共同での注意喚起を実施しています。

■埼玉県警察サイバー局からの注意喚起
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/c0070/kurashi/kanmin1115.html

■LINEヤフーのプレスリリース
https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/000950/

不正利用は必ず見つかります。安易な気持ちで犯罪に加担しないよう、ご注意ください。
またYahoo!ショッピングの取引において、心当たりがある場合は問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
　
今後も安心安全にご利用いただけるよう、サービスや情報の提供に努めてまいります。
これからもYahoo!ショッピングをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。